女性にとって髪にまつわる悩みは様々ですよね。
加齢とともに「髪が細くなった」「うねりが出てきた」「短い毛が抜ける」などといった髪質の変化を感じやすくなります。そしてこれらは薄毛の兆候です。
ここでは、女性が薄毛になる前に見られる5つのサインをご紹介します。早く薄毛のサインに気づき、早めの対策をとりましょう!
その① 外見から分かる薄毛の兆候
おでこが広がってきた
毎日のお手入れの際に鏡を見ますよね?そんなときにふと、おでこが広くなってきたと感じることがあるかもしれません。これは、残念ながら薄毛のサインです。
女性の場合、おでこが広くなるタイプの薄毛は習慣的なことが原因の場合が多いです。毎日髪の毛を強く引っ張るようなヘアスタイルにしていたり、ファンデーションなどのメイクのクレンジングがきちんと落とせていなくて皮膚トラブルから薄毛につながることもあります。
生えぎわの薄毛が気になる場合は、育毛剤の使用と同時に、ヘアスタイルの変更や、メイクのクレンジングなどきちんとするようにしてみましょう。
前髪のボリュームがダウンしてきた
前髪は頭皮の中でも他の部分よりも先に薄毛が進行しやすいです。ですから、鏡を見ていて真っ先に気がつく薄毛の兆候が前髪のボリュームダウンなのです。
前髪のボリュームダウンが感じられた時は、すでに後頭部の薄毛も始まっていることもあります。育毛剤の使用をおすすめします。
その② 髪のボリュームから分かる薄毛の兆候
全体的なボリュームが減ってくる
女性の薄毛の兆候として、全体的に髪のボリュームが減ってくるという特徴があります。それが男性の薄毛との違いです。
男性型脱毛症(AGA)の場合は、おでこや頭頂部から薄毛が進行するケースが多いですが、女性に多いびまん性脱毛症は、頭部全体から髪の毛が抜けていきます。そして髪の毛の本数が緩やかに減っていきます。
それと同時に髪の毛が細くなるので、頭部全体的に薄毛になるというわけです。
ボリュームは変わらないが、スタイリングが決まらない
女性の薄毛の兆候として、髪の毛が細くなってしまい、コシがなくなったことにより、髪のボリュームは変わらないのにスタイリングが決まらなくなる、ということもあります。髪が立ち上がらずに、ぺたんとしてしまうので、ブロー後のふわっとした感じがなくなります。
女性の髪質の低下は、20代後半くらいから徐々に始まりますが、このような髪の毛の悩みは、特に40代後半から50歳前後の閉経をむかえる頃に、急激に感じられるようになります。これは、更年期障害の症状の一つにも挙げられている薄毛の兆候です。
その③ 髪質の変化から分かる薄毛の兆候
元はストレートだった髪の毛にうねりが出てきた
ストレートの髪の毛がうねり始めるのも薄毛が始まるサインです。髪のうねりは、加齢と乾燥が大きな要因です。
一般的には40代になると、女性ホルモンの分泌量が減ったりするタイミングで、ストレートだった髪の毛がゆるくうねり始め、髪質の悪化を感じ始めることが多いです。
ただし、加齢による髪質の弱まりは30代から徐々に始まっています。その頃から次第に髪の毛が乾燥してぱさぱさするようになり、さらに進行すると髪の毛にうねりが出始めます。
特に、もともと髪がストレートの女性は、うねりに気がつきやすいはずです。変化に気づいたら、育毛剤の使用がおすすめです。
髪の毛が、細く弱くなった
髪の成長を助ける、エストロゲンは20代をピークに急激に現象します。したがって、20台後半~30代で髪質の変化や抜け毛が多くなり始めます。そして、35歳を過ぎると1本ずつの髪の毛が細く柔らかくなります。これが初期の薄毛のサインです。
出産後に大量の抜け毛を経験する女性も多いですが、これは一時的な症状であることが多く、時間が経過すれば以前と同じような髪のボリュームが戻ってきます。しかし30代後半からの髪質の変化は、薄毛の大きな兆候なのです。
その④ 頭皮の変化から分かるサイン
頭皮の色が赤っぽく見える
健康な頭皮は白っぽい色をしています。一方で、部分的にも赤っぽく見える頭皮は、何らかのトラブルをかかえている証拠です。
赤っぽい頭皮は新陳代謝が低下している場合が多く、髪の毛が育ちにくい環境といえます。その場合シャンプーを変えてみたり、紫外線防止を心がけたりすることが大切です。
そのような対策をとっても、なかなか頭皮の赤みが軽減しない。これも薄毛の重大な前兆といえます。どうしても頭皮の赤みが治まらなかったり、かゆみが出てきたりした場合は、頭皮トラブルが進行している可能性がありますので、皮膚科などを受診するのがおすすめです。
その⑤ 抜け毛の量や質から分かるサイン
1日の抜け毛量があきらかに100本以上になった
誰にでも、抜け毛はごく自然に起きる現象です。平均的に、1日に50~100本程度は、自然と抜け落ちていく量です。
しかし1日の抜け毛が、明らかにに100本を超えるようなら、薄毛の前兆と言ってよいでしょう。ヘアサイクルが乱れていて、大量に髪が抜けたのに、新しい髪が生えてこない状態が続けば、それは薄毛につながるサインといえます。
短くて、細い抜け毛が増えてきた
抜け毛の量と同時に、髪の毛の質も、薄毛の兆候を見抜くポイントになります。特に短い髪の毛や、赤ちゃんの産毛のよう髪の毛がたくさん抜けているという場合は、注意が必要です。
成長期にきちんと成長しないまま抜け落ちてしまうので、短くて細い髪の毛が多くなるのです。その場合も薄毛の兆候と考えてよいでしょう。
まとめ
髪は女の命と言ったりもします。女性にとっては髪の悩みは特に気になるものですよね。薄毛は次第に進行するものですが、初期段階でそのサインに気がつけば、早めに対処ができます。気になったらすぐに薄毛のチェックをして、育毛剤や育毛シャンプーなどのケアを始めてみてはいかがでしょうか?
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